大切にしくれた事に感謝して分かった事【人生学幸福の7原則】
一般社団法人人間塾人生学認定講師
三好清太郎です。
小倉広さんの人生学2級講座で『感謝ワーク』をしてから、
家族のことを振り返ることが多くなりました。
きっかけってありがいですね。
懐かしい気持ちになります。
私は生まれてから母の実家で、
父、母、弟、祖父の5人暮らし。
父が詩人という収入が安定しない仕事をしていたため、
生活は祖父が見てくれていました。
母は随分と心苦しい思いをしてたようです。
しかし私はというと
家計が苦しい状況にもかからわず、
私立の高校、一浪して河合塾で週5日コース、慶応進学。
そして中退。
お気楽そのもの・・・(苦笑
祖父の事をあれこれ考えているうちに
あるワンシーンが蘇ってきました。
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中学2年生の時。
午前中は晴れていたのですが、
午後から強い雨が降ってきました。
学校に出発するときは晴天だったため、
傘は持ってません。
授業に集中もせず、雨模様ばかりを気にし、
濡れて帰るか、忘れ物の傘でも使おうかと考えてました。
休み時間に廊下を出て歩いていると、
見覚えのある姿が・・・。
祖父でした。
片手には傘を持っています。
「傘もって出なかっただろうから、持ってきたぞ」と言って、
傘を渡してくれました。
しかし私は・・・
「何で来たんだよ。早く帰れよ。誰かに見られたらみっともないじゃないか」
と言ってしまったのです。
自分のおじいちゃんが傘を持って来たことを恥ずかしく感じてしまったのです。
祖父はそんな私の反応を気にするでもなく、
ニコニコしながら帰っていきました。
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中学2年生から時を経た37歳の私は、
あの日傘を持ってきてくれた事を本当に感謝しています。
おじいちゃん、ありがとう。
今になって感じることは
必ずしも雨の時 (仕事がうまくいかない、逆境など) に、
みんなが傘(助け・支援)を差し出してくれるわけではないこと。
逆に傘を取り上げる方もいたなあ(笑)
これからも傘を取り上げられるかもしれませんが、
私には傘を持ってきてくれる人がいたことを
忘れないでいたいと思います。
これからもおじいさんと一緒に生きた日を
無駄にしないよう、生きていくね。
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